◇バンクーバーのホームステイ

 

ホームステイのホストは

フィリピン出身のお母さんと息子さんの2人でした。

息子さんも当時4歳くらいだったので、お母さんはわたしとそんなに年齢変わらなかったかもしれません。

”Host Mother” って感じではなかったので、名前で呼んでました。

息子さんは、わたしの事をタガログ語でお姉ちゃんという意味の ”Ate” と呼んでいました。

 

生活環境は

海外ではよくある、一軒家を3ファミリーでシェアしている家に住んでいました。

Semi-detached houseと呼ばれる家で、玄関が3つあり、それぞれの玄関からおうちに入ります。

壁で仕切られていますので生活は完全に別です。

二世帯/三世帯住宅みたいな感じです。

が、わたしのホストの家は洗濯機が共有だったので、洗濯できる曜日が決まっていました。

 

シェアハウスなどでもオーナーによっては曜日を決めている家もありますので

下着の替えなどはたくさん持ってきておかないと結構きつくなる場合もあると思います。

 

部屋はもちろんオウンルームで、勉強できる机とベッド、タンスのあるシンプルなお部屋でしたが、何の不便もありませんでした。

 

苦痛だったことは、シェアしている別のファミリーが朝から爆音で音楽を流すこと、ファミリー全員の声が大きすぎた事(笑)

 

お風呂は、毎日シャワーを使いました。

カナダやオーストラリアでは、1日に使える水の量が決まっている場合があるので

その場合は出しっぱなしにすると注意されると思います。

わたしは制限される事はなかったですが、節水には気をつけていました。

 

食事面は

ありがたいことに、どの料理もすごく口に合いました。

お料理が好きなホストだったという事もあり、手の込んだ料理も作ってくれました。

ホストは仕事を掛け持ちしており、夜勤の日もあったりしたので

料理を作って冷蔵庫に入れておいてくれたり、

自分で作って食べてもいいし、とにかく家にあるものは何でも食べていいからね!ちゃんといっぱい食べてね!といっつも言ってくれました。

 

友達の中には、ハンバーガーを大量に買って冷凍し、毎日ハンバーガーがランチ。

ご飯も全然作ってくれない。というホストもいましたので

わたしはかなり恵まれていたと思います。

 

毎日炊いてくれる白ご飯も、日本米で最高でした!!

 

大変だったことは

息子さんの面倒をみてほしいと言われた事。

これは、本当に気を付けてください!珍しくはない話です!

 

わたしの場合は、ある週末「今日は何かする事はあるの?」と聞かれ

「うーん、特にまだ決めてない」と答えたときに

「じゃあ、今日は子供見てもらってもいい?」と聞かれ

「No」と言えなかったことが始まりです。

 

普段、息子さんはシッターが家に来て面倒をみてくれてましたが

そのシッターに高いお金を払ってみてもらうより、あなたに懐いているからその方が息子も喜ぶし。と。

 

今後の生活を考えて気まずくなるのも嫌やしなーと1回だけ引き受けました。

ただ、特にバイト代をくれる訳ではないので、すごくアンフェアー。

 

断れずに面倒を見ましたが、これは良くないよなと思ってエージェントに相談したところ

絶対だめなので、とエージェントから注意してもらえる事になり

それ以降は何も言ってこなくなりましたし、特に関係が悪くなったりもしてませんので

しっかり自分の意志を伝えることも大事だとわかりました。

 

門限はあったか

ありませんでした。

何時に帰ってきてもいいけど、夜ごはんがいらないときは連絡してね。

遅くなるときは心配だから連絡してね。

という感じでした。

 

友達のホストの家に招待されて、急遽お泊まりする事になったときも

連絡1本でOKでした。

 

ホストへのお土産は

ホストには和柄の扇子をプレゼントしました!

和柄のものは喜んでもらえる確率高いです!

タダで住まわしてもらう訳ではなく、こちらもしっかり家賃を払ってますし、気持ちが大切なので高価なものである必要はないです。

100均にもたくさんの種類が売ってますよ!

 

ホームステイはおすすめか

おすすめします。

まず、現地に着いて、家があるという安心感が1番大きいかもしれません。

合わなければ、すぐ出ればいいです。(返金はされませんが、それでも出たいと思うなら出るのも手です!)

 

わたしのファミリーはフィリピン出身でしたが、英語はネイティブレベルですし

わたしのホストは全然アクセントがなかったのですごく聞き取りやすく、英語も教えてもらいました。

 

もちろん、アクセントの強いホストもいますが、現地で生活して長い方です。

英語はみなさんネイティブレベルですし、現地での生活の知恵なども教えてもらえます。

例えば、カナダ出身のファミリーがいいな~と思っている人でも

正直、出身地や人種はあまり関係ないと思います。

 

移民が多いカナダやオーストラリアでは、そもそも色んな人種で色んなアクセントのある英語が飛び交っていますので

大切なのは、とにかく偏見を持たないこと。

 

まとめ

わたしが生活面で困ることはなかったですが、

日本との生活とは絶対に異なる。

これは絶対に頭に入れておかないと辛くなる事もあると思います。

 

海外生活で大切なことは、柔軟に対応できる力だと思います。

 

毎日バスタブにお湯をためてお風呂に入る人は、

それができなくなるかもしれません。でも毎日シャワーはできます。

 

洗濯は週1回しかできません。バンクーバーは外に洗濯物を干せません。

でも数時間で洗濯から乾燥まで終わるので、時短ですし、洗濯物の片づけが1週間に1回だけで済みます。

 

近所の騒音で目覚めることもありましたが、

大切な週末を寝過ごさずに起きれました!(笑)

 

ポジティブ変換はすごく大切なので、是非試してみてくださいね。